【特養】基幹福祉避難所開設準備訓練

2月23日（土）14：00～16：00基幹福祉避難所開設準備訓練を行いました。
当日は少し肌寒い中、市の職員5名、名谷地区より5名、上高丸地区より14名、千代ヶ丘地区より2名、向陽地区より2名、小束山地区より2名、他3名と、合計33名の方々にご見学にお越しいただきました。

緊急地震速報が鳴り響き、職員、入居者は身を隠して収まるのを待ちます。
収まり、直ぐにホーム長より防災センターの設置の指示が出ます。

また、各部署では職員が指示のもと、入居者・職員の安否、施設内外、備品等の安全確認を行い、報告に集まってきます。

「震度6弱」「入居者、職員にケガ人無し」「施設内外に大きな損傷無し」との情報を受け、ホーム長より「基幹福祉避難所を自主開設します」との指示が出ます。
職員は避難者の受け入れ準備の為、受付や段ボールベッドの組み立て、看板設置等を行います。

避難者が施設に来られます。
受付にて一般避難者か要援護者かを確認し、対応に当たります。

今回の訓練では一般避難者に「一般の方の避難所は、福田中学になります」と伝えたところ「何でここに居れないのか？」「ここは避難所ではないのか？」との混乱が起こります。

職員は丁寧に『福祉避難所としての役割』を説明し、理解して頂けるように努めます。
その後要援護者が来られ、トリアージ及び食事の提供を行う場面、と展開していきます。
緊迫の状況が伝わってきます。

一般避難者の方々も落ち着かれ、一般避難所へ誘導する場面で本日の訓練は終了です。
質疑応答では活発な意見交換が行われました。

今後も更に地域との関わりを密にし、もしもの時に備えられるよう 努力していきます。

2019.2.23