【スタッフ】熊本へのボランティア活動報告
ホームのスタッフ4名が、熊本地震にて被災された特別養護老人ホームきほう苑へ平成26年7月14日~16日の2泊3日でボランティアへ行ってきました。
熊本県菊池郡の特別養護老人ホームきほう苑は、本館が地震で被災し使用できなくなり、ご利用者を別館の「きらら」に移し、そこで業務一般を行われていました。
このたび、本館の復旧のめどが立ち、7月14日、15日に本館への引っ越しを行われるとの事で、お見舞いと引っ越しのお手伝いに行ってきました。
・垂水名谷デイサービス作成
「がんばれ熊本」クラフト
・平磯デイサービス作成
「ビーズで作成した鶴」「千羽鶴」
・スタッフ一同からの寄付金
などを届けました。
震災後、居室替わりになっていた地域交流スペースです。ここからの引っ越しをお手伝いしました。
お部屋にもどり、「無事帰れて良かった~。」と涙するご利用者もいらっしゃいました。
もとのデイサービスのお部屋は 天井が落ちて使えないため、今は仮設プレハブで行われています。
プレハブ内は元気いっぱい!私たちもレクリエーションに参加しました。
オービーホームへのお礼にと、きぼう苑ご利用者が集うポートレートを頂きました。
参加スタッフの声
21年前の阪神淡路大震災の経験者として、また、同業者として何か手助けしたいと思っていました。一日でも早く元の状態に戻って頂きたいと思いました。(ホーム長)
きほう苑廣田理事長より、これまでの備えや対策、マニュアルが通用しなかった。あらゆる手段を講じながら備えをしてください。と教えていただきました。今後の災害対策に今回の経験を生かしていきたいと思います。(事業推進室スタッフ)
きほう苑のスタッフの方々とご利用者の間に信頼関係があるからこそ、この大変な環境を笑顔で乗り越えられているのだと思いました。団結しての介護支援の重要性を学びました。(本館・特養スタッフ)
神戸大震災から21年が経過し、危機管理意識が薄れていく中、ボランティア活動を通じて、改めて災害対策や役割を確認していく必要性を感じました。(平磯・デイスタッフ)
益城町の今の状況です。
これからもできることを探し、少しずつでも熊本のお役に立ちたいと思います。
★お知らせ★
9月11日(日)オービーホーム敬老会にて、家族会主催のバザーが行われます。
今回はバザーでの売り上げを熊本県へ寄付されるとのことです。ぜひお立ち寄り下さい! 熊本グッズもご用意しています!